組合ニュース(特別号)

2011(平成23)年12月5日(月)号

本当にいいのですか?
平成15年の給与表改定の時、先生方に実施したアンケート結果です。

賃金について(189名の結果)
基本給にあなたは満足していますか はい12.9% いいえ60.2% どちらでもない25.8%
諸手当にあなたは満足していますか はい3.2% いいえ80.6% どちらでもない15.1%
賞与にあなたは満足していますか はい7.5% いいえ65.6% どちらでもない24.7%
経営者の施策と方針がきちんと打ち出されているとおもいますか はい0% いいえ81.7% どちらでもない18.3%

その当時と比べて、先生方はどのように考えますか?

平成15年度給与表改定の時も『今後の先生方の生活を守るために、今回は我慢してくれ』と言いながら、平成19年には、賞与の格差支給(賞与は、経営者が決められる。本当は、ゼロでもいいのだが、先生方のことを考えて支給した。→おかしくないですか?先生方が一生懸命に働いているから学校が成り立っている。この発言こそ教職員をバカにしていると思いませんか。平成22年には55歳定昇停止?ここまで教職員の賃金を抑えにかかっていることに疑問を感じませんか。また、平成25年度には賞与の支給について新たに考えていると明言・酒々井校の55歳定昇の説明会では、人事考課を考えていると発言している。

私教連加盟校の賃金状況

柏日体専大松戸国府台女子東葉
本俸月額558,300円553,167円549,500円505,100円
手当月額47,000円58,800円54,000円57,000円
一時金5.00月6.35月5.20月3.50月
プラスα0円31,000円0円140,000円
年間賃金7,263,600円7,343,604円7,242,000円6,745,200円
年間一時金2,913,500円2,913,500円2,857,400円1,907,850円
年間総賃金10,313,900円10,313,900円10,099,400円8,553,050円
東邦学園・敬愛千葉明徳千葉経済
本俸月額576,800円523,200円517,500円562,035円
手当月額54,500円63,500円74,900円55,000円
一時金5.78月5.20月3.00月4.79月
プラスα132,000円0円0円55,000円
年間賃金7,575,600円7,040,400円7,108,800円7,404,420円
年間一時金3,648,000円2,941,640円1,552,500円2,747,148円
年間総賃金11,223,600円9,982,040円8,661,300円10,151,568円
不二女子日の出中央学院平均
本俸月額535,000円502,700円497,800円534,646円
手当月額80,500円63,000円46,500円59,518円
一時金5.00月5.00月6.00月4.98月
プラスα50,000円170,000円52,000円57,273円
年間賃金7,386,000円6,032,400円6,531,600円7,061,239円
年間一時金2,952,500円2,703,500円3,038,800円2,748,560円
年間総賃金10,388,500円8,735,900円9,570,400円9,959,576円

プラスαは、組合との交渉で支給された金額(定員確保をしたからとか、経営状況とか考慮して妥結された金額)

見比べてください。各校とも校舎を新設しています。借入金もあるのにもかかわらず教職員にこれだけの給与を払っています。定員を割っている学校もあり、経営が悪化している学校もあるなかで。どのように考えますか。不二女子は、小規模校ですが校舎も改築して借入金があるにも関わらず、これだけの給与を支給しています。
先生方も各校の現状(規模及び生徒数)は、わかると思います。鎌形学園の状況と照らし合わせ考えてください。

また、アンケートでは
現在の持ち時間に数に満足していますか はい18.5% いいえ66.3% どちらでもない15.2%
専任教員の増員をあなたは必要だと思いますか はい63.0% いいえ19.6% どちらでもない16.37%

嘱託・非常勤講師の増加により、専任教員の負担が増加していませんか。授業を含め様々な負担増ですよね。また、若い先生方の労働条件も恵まれたものではないと思います。嘱託は、(本給+交通費 住宅手当なし)。このような状況が続けば学校の空洞化が心配されますし、労働条件が好転するとは思えません。

今までは、労働基本法の労使対等を無視し、きちんとした説明もなく一方的な通達のみで労働条件の変更を繰り返してきました。(雇ってやっているという考えだから、こういうことを平気でやるし、団体交渉でも言葉のはしはしに出てくる。)

経営者は、『なにかと言っているのは、組合だけで、他の先生方は何も言いっていない。だから、先生方は、納得している。』ということで、様々なところで教職員に負担を強いてきている。今後も予想できます。

今何ができるか
以上の状況を変えるには、教職員の過半数を超える組合になることが必要で、過半数を超えることで経営者も今までのような対応ができなくなります。
55歳定昇でも未組合の先生が2名参加していただいていますが、自分の生活を守るため、あるいは、教職員の今後のために立ち上がって下さいました。

『将来のために、みんなで鎌形学園を変えましょう。教職員が将来の生活や働き甲斐のある職場に変えるため』

船橋校では組合に加入する先生方が増えています。

ck高校・kg高・C経済高など賃金を守るために、ストなどで戦っています。鎌形学園よりも労働条件は、はるかにいいです。鎌形学園の教職員には、力があります。昔の学園を今の状況まで押し上げたのも先生方の力です。力を合わせて改革していくことが大切です。組合に入り変えていきましょう。詳細などは、各校組合の先生にお尋ね下さい。

※ホームページ掲載に当たり、一部レイアウトの変更をしました。

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