第３回団交報告④ 令和４年９月６日 浦安校
時間軸に沿った検証～生徒に対する対応は放置され鈴木教諭に対する対応は
「わいせつ行為」があったという決めつけのみ
このアンケートは、事実調査とは言えない。
組 合 この間の団交では、こういう（アンケートという）ちゃんとした調査をやりましたと言ってましたが、これね、事実調査じゃないですよ。しかも、この結果の内容については誰も知りません。教職員にアンケートをとったあと、教職員に何も報告してない。教職員に、この結果内容の事実の確認作業やりましたか？報告もしてないでしょ何も。これね、何も根拠にならないですよ。何のためにこんな調査したのか私にはわかりません。
でも、これがね一応、前回、前々回ですか、校長先生が、文書でもって調査やりましたと言われたんですけど、アンケートじゃありませんと、生徒にはアンケートと言って調査したらしいんですけどね。これが事実関係の調査だって言われたらたまったものじゃないですよ。これは事実関係の調査には値しないです。どう考えても。
弁明の機会も、最初からわいせつ行為と決めつけ、退職勧奨
組 合 それで６月１４日に弁明の機会があったんですね。つまり、鈴木先生から事実の確認をしたいと、初めてそこで意見と事情を聞くということがあった。しかし、この事情を聞くという日にですね、「乳首をひねった」と、「わいせつ行為じゃないか」と、初めからそういう対応、決めつけの対応というのは、やっぱり違うと思いますし、それから、やはり、事実を調査している段階で、理事長の意向というものをほのめかして、今、自主退職をした方がいい、つまり「辞職したほうがいいですよ」という退職勧奨するっていうのはどうなんでしょうか。
調査の段階で、なぜ退職勧奨するのか？まだ本当に客観的事実というのがどうなのかっていうことが、実は当該生徒からも聞いてない、この調査にもならないアンケートしかやってない。そういう状況で、何が事実かっていうことをどうやって確認するんでしょうか？
結局、鈴木先生の言い分はあるかも知れないが、これが事実なんだという根拠は、保健室の養護の先生の報告しかないんですよ。今まで学園が示しているものから言うとですよ。そうなると、この段階で１４日の弁明の機会に、あなたにはもう理事長の意向があると、自主退職したほうがいい。でも、鈴木先生はわいせつ行為をした覚えはないと否定して、退職を断ったそうですよね。
鈴木先生としては、このような話だけで、なんか調査が終わって何らかの処分が下される、どうも理事長の意向という話をほのめかされた、その内容から言うと自分を解雇する気なのかなということが心配になって、１７日の日に、再び弁明の機会を開いてもらったんですね。しかし、内容的には何も進まなかった。で、生徒に謝罪させてほしいと鈴木先生が要望したけれど、それは、そうして欲しいかわからないから、それは調査させてほしいということで引き取って、それでその後どうなったのか、この間、団交２回ありましたけれど、そこでもはっきりしなかった。
共済未払い金300万円払えなければ、自分から辞めた方が良い
組 合 １７日に共済貸し付け未払いの返済の話もあった…
組 合 そんな話もしてたんですね。すでに、解雇になるか自分で辞めるか、どういうかたちにしますか？なんてところまで話が進んじゃっている。
鈴 木 すみません。僕はあれ恐喝だと思いました。今月中に３００万私学共済に払えないのだったら辞めた方がいいと思いますよと、あれ恐喝だと思いますよ。録音で録ってありますけど。
組 合 恐喝ってそこまで言ったらあれかも知れませんけど、これは事実調査じゃないですよ。どう考えても調査が終わったようなかたちで、鈴木さんに対して対応をこうしたほうがいいんじゃないかということを、それが善意か悪意かわかりませんが、そういうことを事実として促していたということなんです。
それでたった３日後に、６月２０日に懲戒免職を決定した。で、２１日に通達したということですから。そう考えると、これってわずか３週間の間で決まってしまっている。
しかも、ちゃんとした生徒に対する指導やケアもなく、実際これが一番大事なんです。一番大事なところはずっと放置されていて、前回団交までで私の知るところによれば、きちんと生徒から事情を聞く、で、生徒自身どうだったか、どういうことがあったのかという、そういう事情を聞く、４人って鈴木先生出しているけど、その４人の生徒に事情を聞くってことをやっているんだろうか。やってないでしょ？前回までの団体交渉でやってなかった。
６月２０日に解雇処分を決定するスピード処分で対応しているのに、一方で生徒に対しては、事件の即日にやらなくてはいけないことをやらない。それはなぜなんだろう？私は非常に不思議でしかない。不自然だし。
それは、鈴木教諭が組合委員長だからなのか？
以下、次号
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