組合ニュース 船橋校鈴木教諭懲戒処分問題 No.19

第3回団交報告③ 令和4年9月6日 浦安校

船橋校全教職員対象に行われたアンケート その実態は?

組 合 6月7日の日ですか、今度は教員に対して。このアンケートは私たちの手に入っています。こういう内容の調査、アンケートになっています。
 まだ事実調査の段階にもかかわらず、「設問1.鈴木和先生が」、和則さんとちゃんと書かないと名前は。

「鈴木和先生が乳首をひねる行動や他の体罰をしたのを見たことがありますか」

 これはどう考えてもおかしいですよ。先生も人権を守る立場ですからよく考えてくださいよ。教職員に、なぜこういうことを聞く必要があるのでしょうか?
 しかも「鈴木先生が乳首をひねる行動や」と書いている。ということは、鈴木先生が乳首をひねるという事実関係を、まだ調査している段階なのに、それをもう事実として書いちゃっている。事実かのように「それを見たことがありますか」って訊いているんですね。
 これね、例えば「見たことがある」って書いてあるとしても、それは一体いつどこでなんですか?それはいつ頃って書いてある内容を、事実調査したんですか?本当に、いつ、何で、どういう状況で、どういう事からそういうことがあって、それはどこで見たんですか?ということもちゃんと調べないと、調査の結果って全く意味持ってこないですよ。例えこの調査を百歩譲って認めたとしてもです。

 しかも、この調査にはこんなことも書いてあって、
「この調査結果を、被害者、保護者、学事課、学園本部に報告する必要がある内容ですのでご協力ください」

 報告するってことで調査したんですか?事実関係を調査して、必要な生徒に対するケア、本当に体罰事件があったとすれば、実はアイシングに来たという養護の先生の報告があるんですから、生徒に対するちゃんとしたケア、生徒が服装指導でちゃんとした服装をしてないから鈴木先生がそういった指導をしてしまったんですよね、でもそれについて生徒にちゃんと服装指導をやっていたかどうか、それは生活指導の問題になってくるわけですから。
 だからそういったことをちゃんとしなくてはいけない。対処が一番大事ですよ。そこが一番大事です。同時に鈴木先生からも、どういう前後関係、事情があって、そういう事が行われたのかということを当事者から聞く前に、さも事実としてあったかのように書いて、それを見たことがあるのかないのかの調査を。しかも、報告するためにやっているんですよ。これは非常に不思議。そういう事じゃないでしょ、普通、調査って。

 で、そのあとこんなことも書いてある。
「6月1日に、この付き添った3人目の生徒も、自分も以前に同じことをされていたと言っていた」

 私はちょっと、これは日本語としてどうかなと思いますけど。これもね3人目の生徒が以前そういうことをされたことがあると言っているとしたら、「それは一体、いつどこで、どういう事情で、そういう事があったのか?」ということを調べないと。調べないうちにそういうことを事実だと書いてはいけないですよ。どう考えても。でも、それを書いちゃっている。書いちゃった上で、どうですかと。

「保護者に説明した時に、このような事がいつも行われているんですか。過去にもこのような事があったんですかと質問があった」

 「質問があった」って書き方なんです。で、学事課から過去にこのような事があったかと「質問があった」これね、日本語になってない。普通「こういう事があったのでこういう事でこういう風に考えますがこうですか?」っていうのならわかりますけれど、こういう箇条書きで書いてある内容から、一般の教職員はどういう風に考えたらいいんですか?

 これ、鈴木先生を狙い撃ちにした、何か鈴木先生がとっても酷い犯罪を犯したように書いているんですね、まだ事実調査の段階ですからね、そいう段階でこの決めつけたような調査を行った。これが事実関係の調査になるんですか?仮にこれが正しいとしてもですよ。その内容が本当かどうかという確認はしてないんでしょう?この3人目の生徒についてもしてないんですよね。だって当該生徒に対して事情調査してないんだから。3人目の生徒だってしてない。なぜ、いつそういう話があったのかと。だから、何にも事実を確認しないでこういうアンケートをやっていいんですか?しかも、これを教職員全員にやったっていう。
 しかもこれは恐ろしいアンケートで、誰が発信者なのか?学校の名前も何も入っていない。誰の責任でやったのかも明確になっていない。
 こういうのやっちゃ駄目。やっちゃ駄目の典型的なものです。

以下、次号  

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