第２回団交報告⑦ 令和４年８月８日 浦安校
次々と明らかにされた、学校側の杜撰な調査、
学園の安易な処分決定の経緯
組 合 理事長にはご出席できるように日程調整をして、次回の団体交渉に出ていただきたい。鈴木先生もずっとこんなことをやっていられないですよ。生活の問題がありますからね。鈴木先生の問題って、そんなに単純じゃないですから。学校としてはもう切ったんだと判断しても、鈴木先生としては、まだ在籍しているという気持ちがある。まだ納得していない。ここのところをどうするのかということを早急に判断してください。もう一度きちっと再検討、再考していただいて、早急に方向性を決めていただきたい。もしも本当に離そうということになれば、裁判でもなんだってやります。そうなった場合、今回のような杜撰な調査では持つはずがないと私は思いますね。本当に責任問われますよ。そうなったときに、どうしてそういう判断をしたのかって、責任問題になる。人の人生奪うんだから。争議ってそういうもんです。それだけのことを、あなたたちはしているということを自覚して、もう一度再検討、きちっと考え直していただきたい。もちろん私は何らかの処分は必要だと思います。体罰だから、絶対いけません。だけど、免職っていうのは考え直してもらいたい。再度、要求しますので、理事。
学園側の不誠実な対応に、思わず声を上げる鈴木教諭
鈴 木 すみません。ちょっと、一言いいですか？
組 合 どうぞ。
鈴 木 僕の一生掛かっているんですけれど、時計見ながら、１時間とか時間切っといて、申し訳ありませんけど、団交に真面目に応じる気があるんですか？さっきからず～っと時計見てますけど、僕の人生そんなに簡単に考えているんですか？
何で理事長先生、来ていただけないんですか？
学 園 所用がお有りに。
鈴 木 僕はわかりませんけど、所用って、僕の人生が掛かってて、その所用だけで片付けられる問題なんですかね？と思います。僕の人生掛かっているんですからね、何でこちらが話を一生懸命しているのに、時計ばかり見て帰ろう帰ろうと、そういう態度って良くないんじゃないですか？
組 合 時間ていうのは有限ですからね、これほど大事なことはないという交渉をやっているわけだから。どんな変な学校でも団体交渉は最低２時間はやります。１時間で終わるはずないですよ。しかも、こんな重たい問題。簡単には終わらないです。勝手に１時間とか切っちゃって、それで終わらせてくださいという態度は、不誠実団交になりますよ。先生（弁護士）がちゃんと助言してくださいよ。そういうことじゃいけないんじゃないかと。ちゃんと調査を行うべき、本当に事実関係はどうなのか、学校全体のことも含めてちゃんと聞いて、その中で鈴木先生だけが重い処分なのか？それとも今までもこういうことが起こるとみんな重い処分をしてきたのか？で、その後どうしたのか？そういった処分の公平性という問題もあります。だからそういったことも含めて全部きちんとやっていただかないと、学校が判断を誤るんですよ。そういう点でも是非先生には、そこの法的な対応も含めて、良い条件を学校に出していただきたいなと。信じてます弁護士さん。
組 合（土屋） 私から希望なんですけれど、鈴木理事もお分かりだと思いますけど、対生徒のことがあります。今回の件に関して（船橋校の）職員会議では、懲戒免職という言葉が一回も使われてないんです。ただ生徒は、鈴木先生が辞めさせられたという風に言っているわけです。で、当然教育の場ですから、悪いことをすれば謝らなければいけない。その謝罪ということに関しても、鈴木教諭は生徒や親に直接謝罪してないんですよ。その場面がない。自宅にずっといて、それでいきなり懲戒免職というかたちで、籍がなくなりましたという風に言われて終わってしまって。私はどう考えてみても、教員の立場から言ったら、生徒に暴力行為を行ったら当然謝罪しなければいけないだろう。その謝罪の場面さえ設けられていないことは凄く問題だと思うんですけれど、本田先生如何ですか？
校 長 はい。話しておきます。
組 合（土屋） 生徒への謝罪の場というものをちゃんと設けていただきたいというのが、ひとつ私の希望でもあるんですけど。
校 長 今これをやってる最中ですので、ちょっと話を聞いておきます。伺っておきます。
組 合（土屋） これは一番大事なことじゃないですか？
校 長 はい。大事なことです。おっしゃる通りです。はいはい。
鈴 木 僕、弁明の一回目のときにも、親にも謝罪したいんですけれど、と言ったとき、調べますと言ったんですよ。
校 長 はい。
鈴 木 二回目の弁明のときにも謝りたいんですけれど、と。結局、僕はそういう部分に関して、弁明の中でお願いしたことが、未だに実現されてないんですよ。本当にこれでいいんですか？
校 長 話聞いておきますよ。（突然大声で）やってる真っ最中で！生徒の前でやり合うってことですか！
鈴 木 違いますよ！僕は弁明の中で、そういうことをお願い出来ますか？と言ったことに･･･。
校 長 俺は乳首をつまんでないだろ！乳首だろ！乳首じゃないだろ！なんてこと！
鈴 木 そういうことを言ってるんじゃ。
～再び騒然となる団交会場
次号につづく
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