第２回団交報告④ 令和４年８月８日 浦安校
前回同様、理事長不在の団交は遅々として話が進まない！
理事長への報告は団交の翌日
組 合 理事長からは前回の団交の話を聞いて、何か質問されたりとか、そういう話し合いとかは行われたんですか？このメンバーで。
弁護士 はい。
組 合 いつ行われたんですか？それは何の場で話されたんですか？例えば理事会とか？
この団交の結果を理事長にお伝えしたんでしょ？いつのどの会議ですか？
理 事 まず前回の団交の翌日に理事長に全部報告しました。
組 合 ７月２１日でよろしいですか？
理 事 はい。理事会ではないです。理事長に内容を報告したと。
組 合 理事長に鈴木理事さんの方から。
理 事 はい。私が。
組 合 それは会議ということではなくて。
理 事 理事長の方から報告するように指示があったので報告したわけです。
組 合 懲戒免職処分という本当に重い処分を下していることから言って、これは非常に重大な決定ですよね。理事長さんも苦渋の選択だったかも知れません。ただ、やはり、その辺はしっかり本人に伝えるべきだし、本人の弁明を聞くべきなんだと。伝聞でなくて。
事件後、本人の弁明は、６月１４日と１７日の２回行われた
鈴 木 １回目は学校から呼ばれ、２回目は僕の方からお願いした。僕はわいせつな行為はしていないから、ちゃんと理事長に伝えてくださいと、そういう話で。
組 合 そのときに校長先生は、ある種弁明の機会という、いわゆる調査ですね、事実関係の調査。その事実関係の調査を、学校が求めて行った日はいつだったんですか？もう１回確認します。鈴木さんに対して。
鈴 木 １４日です。
組 合 ６月１４日で、懲戒処分を下したのは６月２０日でしたよね？たった６日の間で判断したということですか？その６日の間に鈴木さんから弁明を聞き、経緯を聞き、鈴木さんの方からは１回ではちゃんと話ができたかわからないのでもう１回話をしたいと。そういうことがあった中で、懲戒解雇を判断したと。つまり、事実はどうなのか？そういう経緯についてちゃんと確認する必要ありますよね。鈴木さんが言ったことが本当なのか。実際そういうことになるのか。それは行ったんですか手続きを？
弁護士 それは本人に話を聞いた。本人の話を聞く前にある程度調査を進めたうえでご本人から。
調査は、すべて本田校長の判断で行った
組 合 調査というのは、もう１回聞きます。何をしたんですか？
校 長 生徒から書面で話を聞く、親から話を聞く、親に話をした。
組 合 事実関係がどうなっているのかと調査するのに、何で鈴木先生が受け持っているクラスにアンケートみたいなものを配るという発想になったんですか？その判断というのは理事長の判断ですか？
校 長 私です。
組 合 校長の判断ですか？理事長の判断ではない。
校 長 はい。
組 合 私不思議なんですけど、当該の被害にあった生徒から事情を聞かないで、なぜクラスにアンケートをとるんですか？
校 長 その中にその生徒もいるわけですから、他の生徒もどうなっているかということも調べなければいけないですから。
組 合 まずはその生徒じゃないですか？
校 長 その生徒が言ってきたんですよ！家にまで電話したんですよ。
組 合 先生に言ってきたわけじゃないですよね。保健室に。つまり事件が起きたとき学校は保健室の報告で理解した。で、その事実関係を調べるのなら、まずは当事者の鈴木さんを呼んで話を聞くべきですよね。
校 長 聞いたですよ。２日目に他の話を聞いたあと、鈴木先生、乳首をつねったとはどういうことですか？はい、そうですと、じゃあ先生お帰りください。
組 合 先生がちゃんと事情を聞いたんですね？
校 長 そのときはそんなに沢山話す状態じゃないですよ。事実は、はいはいそうですと。だって悪いと思ってないわけですから。
組 合 悪いと思ってないかどうかなんて、先生わからないでしょう。
校 長 はい。わいせつということは、そういうことは思っていません。じゃあちょっと家に帰ってくださいと言ったんです！
組 合 それで先生ね、事実関係を聞くために何で生徒から話を聞かなかったんですか？
校 長 生徒からの話は私の部下から聞いておりますので！
組 合 報告を聞いただけですから、それで事件だと思った？
校 長 そうです。
組 合 事件だと思ったのなら、その生徒から直接聞かないといけないんじゃないですか？何で聞かないのですか？何か誰かに生徒から直接聞かなくていいとサジェスチョンがあったんですか？
校 長 いや、そりゃないです。
組 合 ないですか。先生の全部判断？
校 長 そうですよ。
次号につづく
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