2012(平成24)年6月2日(土)号
4月25日団体交渉その1
組合:団体交渉に応じて頂いて、ありがとうございます。4月7日に春闘要求という事で申し上げましたので、春闘要求に沿ったかたちで、行きたいと思いますのでよろしくお願い致します。取り合えず、春闘要求について、K先生の方からお話をして進めていく形になりますのでよろしくお願い致します。
経営:まず初めての方もいますので紹介します。私から左側が学園評議員、A先生、私の右側浦安校のTさん、酒々井校のMさんです。
組合:それでは、さっそくですけれど議題に入らせていただきます。
春闘要求の1番目、賞与の格差をなくし4.7ヶ月を支給を要求するということなんですけれど、これは申し入れ書のところで、こちらも検討したいということで、あらかじめ数値を回答願いたいと書いたんですけれども、回答がないということは、春闘要求を受け入れて頂いたと解釈してよろしいでしょうか。
経営:それについては、24年度までは現行のまま行います。
組合:現行通りということですか。
経営:今まで通り。
組合:4.5ということですか。
経営:はい、最高が4.5。
組合:このところ生徒募集状況も非常によろしいですね、4.5という上限を決めてしまった為に、非常に生徒が集まりながら、我慢している状態が何年も続いていますよね。ですので、3校とも人員が集まってきているということで、0.2ですよね。それだけで教員はやる気を起こしますので、その辺を何とか、お考え願えないでしょうか。
経営:24年度までは、今のままでやると理事会で決まっています。
組合:すでに今年度は理事会を開いて、3校とも4.5であるというふうに決定されたのですか。
経営:これは、何年前だったか、4年前ですね。
組合:それではなくて、昨年度の人件費比率でという話があったので、それは各校ともすでに、人件費比率をパスしているということでいいですか、23年度の人件費比率で。
経営:いまね、決算をやっています。
組合:決算をやらなくても4.5であると決まっているわけですね。
経営:いやいや決算をやらないと、まだ、はっきりとした数字はでません。おおよそは、出ますけども、今決算をやっていまして、そのあと上げます理事会に。
組合:5月。
経営:5月24日です。理事会で決算を発表し、そのあと25日の日に会計監査があります。それで初めて決定されます。
組合:その時点で理事会も開かずに4.5と自動的になってしまうわけですか。
経営:それは4.5というのは5年間その制度でやるということは決定していますから、変えることは出来ないと思います。
組合:そこをなんとかですね。私達も頑張ってですね、生徒を何とか集めていますので、昨年も酒々井で0.2上乗せという非常にありがたいことがありましたので、できるんじゃないかと考えます。
経営:それは理事会で確定したものですから、今どうとは言えません。けれども、24日の日に理事会がありますから、その時4.7を組合の方が求めていると言いますけれど、その理由を具体的に聞かせてくれませんか。4.5ということが頭にあって、それを変えるのには、しっかりとした理由を聞いて発表しないと。
組合:それはそちらが4.7から4.5にした時にそちらからは、裏付けのある理由を伺っていません。
格差をつける前は4.7頂いていたんですよ。それは何年も続いていたわけですから4.7という数字は既得権だと考えていました。そちらが4.5に上限をするといったのは、酒々井・船橋が定員を割っていると、そういうことで浦安は4.7出してもいいんだけど、酒々井・船橋が下げたのに浦安が4.7だとバランスがとれないから4.5にしたと、そういう話が4.5だということだったですよ。こちらとしては4.5、なんで4.5という理由もこちらは伺っていません。だから我々は4.7という既得権があるということで4.7、上限4.5という理由がこちらとしてはわかりません。
経営:校舎を建てるとか補助金をもらっている。その点を考慮しなければいけないとか、それを私は10回も20回も話をしている。
組合:その辺は、平行線で話をしてきましたが、解決はしないと思いますので話しませんけれども、理事会で話をする余地があると伺いましたので、是非お願いします。
経営:だから、そこのところで具体的に言ってもらわないと、昔4.7貰っていたから既得権だと言っても、理事の先生方はそんなことを言っても出さないよ。もっと具体的に説得することを言ってもらわないと。
組合:我々が経営者だったら、そういう話はしますけれども、雇用されている側ですので、当然たくさん頂ければ職員がやる気を出しますし、今まで一生懸命やっていますけれども、もうひと頑張りしようかと。
経営:それはいつも話し合っているんですが、やっぱり賞与は4.5が上限だねと理事会でよく出ています。
組合:それも、理由がわからないですから、言うと話が長くなってしまいますから。
経営:特別生徒がたくさん来ているとかないと思います。先生方もよくわかっていると思いますけど。
組合:定員というのは、定員があれば経営もうまくいく、そういう数字じゃないですか。
経営:それもあります。今回みたいに浦安は震災がきて9億かかっている。
組合:こちらは、震災については資料を頂いています。国や県からお金が出ているじゃないですか。
経営:それは国や県から全部出るわけじゃないですから。
組合:でも4億5千万貰っているじゃないですか。
経営:だって9億かかっている。
組合:だったらきちんとみせてください。数字を出してください。見せてください。
経営:見せろと言ったって。
組合:学園はそれぐらいの体力は持っていると思いますから。
経営:浦安は持っています。だから払えた。
組合:もう一つ言っていいですか。前から言っていますが、これだけ削っても管理職手当とか月々の3等級にかかる8千2百円つけている。県は今8千2百円じゃないです。前から言っていますよ、全然知らないじゃないですか、本来、管理職が削ることによって基本的に我々を説得するのがそちら側ですよ。
いつもこちら側に明確にしろと言うけれども、我々はされた方であって、したほうが我々に対して数値とか持って説明するのが普通じゃないですか。
経営:管理職もやりましたよ。
組合:前も言いましたが、下げといて上げたじゃないですか。
経営:4年間やりました。
組合:いつやりましたか。教えてください。わかっていますよ。こちらは調べてあります。
すぐ戻しますよ。3万6千円から4万に戻っていますよ。こちらは資料を頂いたので調べてあります。
経営:やっていますよ。
組合:3等級8千2百円ずっとつけっぱなしじゃないですか。給料に8千2百円。家族手当だとか書いてないですよ。
経営:それは、4年前くらいからカットしています。
組合:増えていませんか。聞いてみたい。管理職手当が15年からどのように増えたのか。
経営:私は、今数字はわかりませんが、カットしました。調べろと言われれば調べます。
組合:ということは、こちらにきちんと資料として頂けるのですか。
経営:すぐ答えられるものと答えられないものがある。
組合:就業規則に則っている通りですか。管理職手当8千2百円は載っていますよ。
経営:それも載っています。
組合:基本給にプラス。それに管理職手当ありますよね。
経営:管理職手当は、校長・事務局長そうゆうやつですか。
組合:そうじゃないんですか。知らないのですか。
経営:就業規則に載っている通りです。
組合:通りですね。
経営:通りです。
組合:確認を取っています。15年の変貌・18年の変貌は、それが主ですよね。20年はちょぼちょぼありますが。
経営:あなたは、わかるかもしれないけれど、こちらは調べていません。
組合:それでは、調べて頂いて、ケースをお答え頂けますか。管理職手当をお答えください。間違いがあるとお互い困るので、きちんと調べて頂いて、就業規則通りやっているということですね。資料を頂くということで、のちほど。
それから、繰り返しになりますが、あくまでも4.7を頂きたいと思いますので、理事の先生がお二人いらっしゃいますので、是非、理事会で押して頂けたら幸いです。
経営:4.7の理由を聞かせてください。
組合:こちらは、5でも10でもかまいませんけど。
次回は
2、過密・長時間労働をなくし、よい授業と教育を進めるために、「専任教員の増により持ち時間15時間以内(LHRを含む)の実現と常勤・嘱託・非常勤講師などの待遇改善」を要求する。
3、財務諸表や事業報告書などの全面公開を要求する。
4、私学助成の署名の教室配布を要求する。
について、掲載いたします。
※ホームページ掲載に当たり、一部レイアウトの変更をしました。
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